私達のキャリアは、集合住宅を中心とする建物の設計からスタートしました。
実績を重ね設計という仕事を突き詰めるほど、設計を取り巻く様々な背景、例えば不動産取引、マーケティング、事業収支、販売、建築コスト、近隣など…を強く意識するようになりました。
また様々な経験を積むほど、より高度で複雑なプロジェクトのオファーが増え、更に業務の領域が広がる様になりました。
結局、事業全体を把握しその中心に立たなければ、社会やクライアントが要求する真の価値を持った建物はつくれないという結論に至りました。
事業の1パートだけを担当するのでは無く、主体的に事業全体に関わり推進すること。物件の最大価値を引き出し事業を成功に導くこと。それがコンサルタントとしての私達が果たす役割と責任です。
「スタイレックス・アライアンス」のロゴは、それぞれが異なる専門分野を持ったプロ組織の
ベクトルが集積することにより、均衡のとれた円がつくり出されることを表しています。
コンサルタントとしての役割を果たすためには、事業全体を俯瞰視して、目標を見誤らず予定通り進んでいるかを監視する“ 鷹の目” と、事業のディテールをしっかりと見つめ、課題と問題点を確実に解決して行くための“ 蟻の目” が必要です。そのために私達は、それぞれの分野で高い専門性を持つ外部パートナーとのアライアンス(戦略的同盟)を構築しています。
「人間はAI に仕事を奪われるのか?」という議論があります。“シンギュラリティ”はいつ起こるのか?
設計という仕事に創造性が必要だとすれば、膨大な作業の合間に創造的であるための時間がどれくらい確保できるのか…「やらなければならないこと」と「やるべきこと」のバランスが重要になるでしょう。
デジタル技術を活用することにより、仕事の効率、精度、スピードは確実に向上し、その結果、私達は創造性のために十分な時間を割くことが可能になります。
また私達がより高次元の創造性を発揮するためにも、プレゼンテーションにおけるコミュニケーションをより高度化するためにも、デジタル技術は有効なツールとなります。
AIの活用については、議事録や文書作成などルーティン業務の効率化からスタートし、更に発展的な活用に取り組んでいます。
例えば私達には、これまでの実績の中で蓄積した設計・建築に関する膨大なデータ・情報が有りますが、新規プロジェクトにおいて必要なデータ・情報をAI により検索したり、デザインスタディにおいて様々なデザインのバリエーションを短時間でビジュアル化することが可能です。
またBIMとの連動によりコスト効率の最適化を図ったり、プランニングの基本的な部分をAI に任せ人の手でブラッシュアップをすることにより、設計の効率化、スピード化を図るなどAI の可能性は広がり続けます。
BIMの導入により、設計から見積りを経て工事へのプロセスが圧倒的に合理化、効率化されます。
BIMの場合、図面作成と同時に3D モデルが構築され、そこに材料や設備、構造などのインフラ情報も加わります。また1 ヶ所を修正すると全ての図面が連動して修正されますので、コスト検証が容易で、かつ設計から施工への移行、及び現場監理もミスなくスムーズに行えます。
BIMで作成した3D モデルをデザインスタディやプレゼンテーションで活用することには、表現精度やイメージの伝わりやすさ、様々なシュミレーションを瞬時に行えるなど多くの革新的メリットが有ります。
デザインを反映した3Dモデルは、建物の外側、内側の全てのアングルから確認することが可能なので、その場で形状や色、素材を変更しながらデザインを検討したり、周辺環境と計画建物の関係性、建物内からの眺望などをリアルに知ることも可能です。