STYLEX Group Development Consultant Architect

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新体制発足のご挨拶

2025年10月2日付けをもって、旧・スタイレックス・グループの設計業務は、株式会社スタイレックス・コンサルタントに一本化されました。
新体制への移行にご理解、ご協力いただいた、お取引先様、協力会社様、及び当社スタッフに、心より感謝申し上げます。
私達がつくり続ける建築は、単に機能を持った「箱」では無く、地域や都市、ひいては社会に対して大きな影響力を持つものであり、この重大な責任を担うに相応しい組織になるべく、新たなフェーズへと移行します。

今回の組織統合は、人口減少や少子高齢化などの社会構造の変化、環境問題への意識の高まり、建築工事費の高騰、今後更に深刻化して行くであろう人材不足など、あらゆる課題に対して、新たな組織の在り方や、プロジェクトへの関わり方、IT技術(BIM、AI)の導入にて対応して行くための戦略的決断です。
社会の複雑化、飽和化を、「ピンチ」では無く「新たな発展、成長へのチャンス」と捉え、「リソースの統合と共有」により、チャンスを現実の成果へと変えて行きます。

新体制で目指すべきテーマは「組織力、創造力に技術力を加え、つくり出す成果の価値の最大化を図る」ということです。これを実現するために、以下の施策を徹底します。

○外部パートナーも含めた組織の盤石化
これまでも前提として来た外部パートナーとの協力関係を、あらためて「アライアンス」として再構築し、
社内外を含めた知見を統合することにより、これまで以上に強力な総合力を発揮します。

○コンサルティング機能の強化
設計業務にとどまらず、より総合的な角度からプロジェクトの推進に関わることにより、事業を成功に導きます。

○デジタルを活用した設計の標準化と最適化
AIやBIMを活用することにより、業務の合理化、効率化、時短化を図り、人間にしかできない創造的な業務に力を集中させると同時に、より高精度なデザイン検討とプレゼンテーションが実現できます。

この組織再編の成否は、新しいシステムそのものでは無く、それを運用するスタッフ一人ひとりの姿勢とプロフェッショナル意識にかかっています。
それぞれが異なる知識・スキルを持った複数のメンバーが、相互に敬意をもって理解し合い、力を合わせて共通の目的に向かって邁進することにより、「この会社に頼んで本当に良かった」と心から評価していただける建築を、世に送り出して行きたいと考えています。

代表取締役 菅 隆志